2009年2月21日土曜日

第一話完成

とりあえず、スクライド小説を作っていこうと思ってます。よろしく

スクライド小説 第一話完成

スクライド 
一話 
カズマ:「今日の依頼は、ここだったな。」
この少年の名はカズマ、苗字はない。ただのカズマだ。
ここでは、豊かな生活をしている人々がいる場所と、とても貧しい暮らしをして生きている人々がいる「ロストグラウンド」がある。なぜ同じ土地にこんなにもまったく違って見える所があるのか。それは、かつての事件のせいだった。昔はごく普通の場所だったここが、いきなり光を放射した。その光が何だったのかは、いまだ発表されていない。しかしその光のせいで、土地の3分の2は、ほとんど何もないロストグラウンドとなった。残り3分の1は、そのままのかたちで残り、「本土」と呼ばれた。カズマはロストグラウンドで暮らしている。
光が放射されて1年。ロストグラウンドで生まれた一部の人間が持つ特殊能力、「アルター」 その能力は周囲の物質を意志の力で原始レベルにまで分解し、再構成する能力。その能力を持つ者たちのことを「アルター使い」と呼ぶ。
この少年、カズマもアルター使いである。アルター能力は、その人間によって違う。この少年のアルターは、融合タイプというもので、その名どおり、自分の右腕とアルターが融合する。カズマは自分のアルターを使って、何でも屋を営んでいる。
君島:「もうすぐで戦闘開始だぞ。準備はいいかな。」
カズマ:「もちろんいいぜ。」
君島とは、カズマの親友的存在であり、何でも屋に仕事を紹介して生計を立てている。
いきなり、カズマと君島のいる後ろのほうから大きな音が聞こえた。
カズマ:「今回のはアイツか。なんだか弱そうだな。」
君島:「あんまりなめない方がいいと思うぜ。なんたって敵は、今まで4人ものアルター使いを倒してるんだからな。」
カズマ:「君島、てめえはアルター持ってないんだから、下がってろよ。」
君島:「分かってるって。じゃ、頑張れよカズマ。」
カズマが自分の手を強く握った。その瞬間、そこらじゅうの地面に穴があいたかと思うと、カズマの右腕の形が変化していた。そうこれがカズマのアルター、シャルブリッドだ。
ハンマ:「おいお前そこをどいてくれないか。」
カズマ:「ほう。あんたがアルター使いを4人も倒したのか。ありえねえな。」
ハンマ:「何か言ったか。どかないと吹っ飛ばすぞ。」
カズマ:「やれるもんならやってみな。俺のアルターを見せてやる。」
ハンマ:「こいっ!」
カズマは右腕を地面に叩きつけ、空高くジャンプした。
カズマ:「どうした?てめえもあがって来いよ。」
ハンマ:「ぬうう。」
カズマ:「無視するなら普通のよりすっげー痛いのをくらわせてやるよ。」
カズマの右肩に付いていた黄色羽の一本が、緑に輝いた。
ハンマ:「なにをするっ」
カズマ:「衝撃の、ファーストブリッドォォォ!」
そう言うとカズマは、空中から、地上のハンマめがけて、勢いよく飛び降り、そして、ハンマに右腕をぶつけようとしたが、ハンマは、ハンマーでガードした。カズマの拳がハンマーにぶつかった瞬間、空間が歪み、大地に大きな傷が付いた。
ハンマ:「今度はこちらの番だ。」
カズマ:「あたらねえよ。」
カズマは再びジャンプしようとしたが、ハンマの右腕に捕まった。
カズマ:「クソッ。離しやがれーっ」
ハンマ:「これで逃げらなくなった。・・・終わりだっ」
カズマ:「君島っ」
君島:「了解っ」
隠れていた君島が突然ハンマの前に現れ、持っていた銃でハンマの目を撃ちぬいた。
君島:「いまだカズマ!」
カズマ:「サンキュー君島。」
カズマはハンマが手を離した隙に、攻撃を仕掛ける。
カズマ:「撃滅の、セカンドブリッドォォォォっ!」
カズマは、右腕の拳を、思いっきりハンマにぶつけた。
さっきよりひどく、空間が歪む。その瞬間、ハンマのアルターが消え、ハンマは倒れた。
君島:「何とかなったな」
カズマ:「何言ってやがる。俺は最強のアルター使いだぜ。」
君島:「俺がいないとやられてたくせによ。」
カズマ&君島:「ふははははは。」
二人は大笑いした。

はじめまして。

はじめまして、これからアニメ小説を書きたいと思います。
リクエストがあればどうぞ。